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執筆者の写真kakezukashikobu

夏休み明けにあたり


国内、海外で感染拡大がつづき、いまだ大変な状況が続いていますが、そんななか学校が始まります。授業は今後も登校して行う対面授業とタブレットを使ったオンラインを絡め、必要な時間数を確保するなど、先生方手探り状態のなか試行錯誤を繰り返しておられるかと思います。

しかしこの「コロナ生活」において日々感染者数こそ多いのですが、人間たちが徐々にその数値の捉え方や対策について、共存の流れが固まってきたようにも見えます。


最近だいぶ慣れましたが「コロナ禍」とおっしゃる方がいても、うまく聞き取りにくいなと思っていました。文字で書くとわかるのですが、音だと「頃中」?とかいう具合にうまく漢字を想像できなかった。昔から人の耳に残る言葉はよく流行ったといいます。人気の芸人の名前やネタも耳に残りやすい。語呂がいいと耳に残るんでしょうかね。やっぱり忌み嫌われる言葉は聞き取りにくいのか!


そこで先日考えたのですが、もう少し聞き取りやすいかつ、前向きな言葉として「コロナ禍」を「コロナ機」にしたらどうかな?との仮説を立ててみました。「か」と「き」で1個違いですが、その違いは歴然。「禍い転じて福」「ピンチはチャンス」。先人たちが言っていましたが、もともと「禍」と「機」は五十音でも一番近いところにあり表裏一体であるからこそ、考え方や取り組み方を変えたりすると「か」が「き」になったり、逆に「き」が「か」になったりすると、そういうことだったのか!!と、この自作自演に思わず膝をうった次第です。


最初の共存のあたりにもどります。3-4月緊急事態のころと同様、コロナを遠ざけていこうという気持ちは変わりませんが、コロナはもはや、そう簡単に終わりそうにありません。忌み嫌っていてもしょせんは「禍」のまま。

ということは最大限の感染対策を前提に、これを「機」に最小限だとしてもできる限りモノを前に進める。この「機」に乗じて改革ができる。これまで批判されていたあの話題も、いつも却下されたあの案も「これを機に」で、進められるものも増える。私の「か・き近接&表裏一体論」で行くと「コロナ禍」の影響が人類として未知数っていうことだから、逆に「コロナ機」のメリットもよい意味で未知数なはず。


感染症への考え方は千差万別なので「最小限」とはどの程度なのか、一概には言えないかもしれない。ただ、一つだけ言えるのは、コロナを「禍」と捉え滞り続ければ、本当に時間だけが無為に過ぎてしまい、気が付いたら何もしないで5年過ぎました、となっていまう。

活動の中止・延期相次ぐ中、PTA活動などもこれを機に、これまでできなかった変革とか、宙ぶらりんになっていた整理とかをしていくことが「か」を「き」にすることではないかと思っています。引き続きPTA活動へご理解&支援、そして参画をよろしくお願いします。


PTA会長 中山 洋一



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