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執筆者の写真kakezukashikobu

【KAKEフェス】会長挨拶

KAKEフェスで感じた震えの正体


ブログ登場が久々です。ご無沙汰しています。

コロナで活動できないな、と言っていたら今期もあと5カ月くらいになってしまいました。


先週KAKEフェスが終わりようやく落ちつきました。それまでは何となく毎日不安で、雨降ったらどうしようかなとか、いきなり感染者が増えたらどうしようかなとか、そんなことばかり考えていたこの2カ月くらいでした。


夏の終わり、もともと10/2だったKAKEフェスのスケジュールを11/6に延期したちょうどそのころ、コロナ感染者数はまだまだ2万人以上いて、雰囲気的には中止可能性がかなり高まっていた時期。「感染リスクの中、本当に開催すべきなのか」と、私も逡巡していました。

しかし、実際、周囲の保護者の皆さんから、KAKEフェス開催を望む声をたくさんお聞きし、そして何よりスタッフの皆さんも粛々と企画の準備を進めてくださっていました。

皆さんそれぞれ、児童たちのために何とかしたい、という信念のもと開催に向けて動いていただいていたわけです。

そういう思いの一つ一つはきっと1年に5日あるか無いかの晴天につながったと本気で信じており、その空を見ながらオンライン続きで忘れかけていた久々の “対面”での一体感に、魂の震えが止まりませんでした。この魂の震えを人に見られるのが恥ずかしいからわざといろいろなブースを回っているふりをして気を散らしていたのですが。


100周年記念行事からもう2年。

当時おやじの会であの鶴作成などを完遂した時の震えも半端ではありませんでしたが、あの時感じたそれとはまた違ったこの震え。

正直コロナになって以降、学校行事をみんなで一緒にできることもほとんどなくなり、あの一体感にはもう戻れないと誰もが思っていたかもしれません。しかし、今回KAKEフェスで見たその「大人の本気」はあの時から少しも変わっていないどころか、コロナのどん底だった時を考えればそれを上回る躍動感だと感じました。



KAKEフェスでは児童の楽しそうな表情をたくさん見ることができました。

もうほとんど忘れかけていたこの震え。こんな凄まじいご褒美が待っていたんだ。やっぱり夏のあの日、やめなくてよかった。

そんなことを思いながら小春日和の超快晴の青空を仰いでいました。


2021.11.12





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